大学院概要
大学院生研究レポート

工学研究科修士課程

「無機ナノシートの配向秩序」の研究に没頭し、
さまざまな経験を積むことができる大学院生活

生命環境科学専攻2年 山本 伸也さん(大分県 日田高校)株式会社大三洋行 内定

大学での卒業研究の内容を大学院で続け、完結させたい!

大学時代に卒業研究で行った研究をさらに派生させることができたので、それを続け完結させたいとの思いから大学院へと進みました。私が現在行っているのは、「無機ナノシートの配向秩序」に関する研究です。無機ナノシートは厚みが分子レベルという非常に薄い板状粒子であり、排除体積効果で配向します。この時にナノシートの厚みが配向秩序に与える影響について考えるのが私の研究です。ほんの少しの厚みの違いで間隔が倍近くになるという点が興味深く、「厚さだけで本当にそこまでの差が生じるのか?」ということを突き詰めていきます。

学会や後輩の指導など貴重な経験を重ねた2年間

大学院は学会を通して外部との接点を持つことができるのがポイント。他の方の研究発表を聞くのは良い刺激になり、おかげで学生生活は充実しています。また、後輩の面倒を見る機会も多くあり、人に分かりやすく教えることができるようになりました。教えるだけでなく教わることも多く、良い経験になったと思います。大学院に進学すると社会に出るまでに時間もお金も余分に掛かってしまいますが、行けば貴重な経験ができるのは間違いありません。目標だった研究の完結も間近となり、本当に進学して良かったと満足しています。

社会環境学研究科修士課程

再生可能エネルギーの普及に携わり、
深刻な環境問題を抱える現代社会に貢献したい

社会環境学研究科1年 上野 稚奈さん(宮崎県 延岡星雲高校)

再生可能エネルギーの経済・環境分析で日本社会を再構築する

大学院入学後、約半年をかけて「再生可能エネルギーの可能性と課題~日本のエネルギーベストミックスを中心に~」という内容のディスカッションペーパーを完成させました。現在日本で問題となっている“エネルギーの安定供給と安全保障”について、その関連性を明らかにし、今後の再生可能エネルギーについてどのような対応をすべきかを論じたものです。現在は再生可能エネルギーの中でも、太陽光発電の経済効果と環境影響評価について実証分析を行っています。その結果が日本のエネルギー政策の新たな提言に繋がることを期待します。

幅広い可能性を持った研究で自分の未来も切り拓きたい

大学院は興味のある分野を好きなだけ思いっきり勉強することができる場所。分からないことや疑問に思ったことがあれば納得するまでとことん調べ、知識を深めていくことができます。私が行っている再生可能エネルギーに関する研究は、社会の未来を考えながら進めていくものなので、研究自体に将来への希望があり大きなやりがいを感じられるのが魅力です。将来は大学院で養ったコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を活かしながら、エネルギー問題の解決に関わることができる仕事に就きたいと思っています。