ニュースリリース

[電気工学科]プラズマ照射はコーンの成長促進に効果

古賀市農林振興課 × (有)安武園芸 × 福工大北﨑研究室

高付加価値農業

古賀市と古賀市農家(有)安武園芸様ご協力の下、スイートコーンの発芽率向上・成長促進・品質向上を目指して実証実験を行って来た電気工学科北﨑研究室。3年目に入る2020年は昨年度も課題であった発芽率の向上に加え、茎の長さ/葉緑素/実の長さ・重量/糖度の数値改善と、昨年よりも正確な定点観測・計測データを取得することを目標に実証実験をスタート。コロナ禍による影響を受け活動の事前準備が遅れるなどのトラブルに見舞われつつも8月6日・12日の2日間にプラズマを照射したスイートコーン約200本を収穫しました。

 

昨年に引き続き計測結果に効果が反映、今後は根菜や花も

北﨑研究室ではコーンの畑に定点観測装置を設置。これにより定点で背丈(茎の部分)の経時変化,温湿度,光量を自動計測,また定期的に背丈および葉の葉緑素量を計測。収穫時にはこれと別に収穫本数、重さ、糖度などを計測しました。計測の結果、昨年と同様プラズマの効果が見られ、照射したものは未照射のものよりも成長が早く、多く収穫でき、実の重さも重いことが分かりました。北﨑研究室では今後もプラズマ照射と植物の生育に関する研究を進め、今後は生育させる植物の種類を根菜などに広げる他、マリーゴールドの花の色が変化するか等、色の発現にプラズマが与える影響も検証します。

設置した定点観測装置。基盤部分などを今年の担当学生が新たに製作
収穫したコーンを確認する北﨑助教と研究室の学生達

 

コーンの成長を条件毎に毎週測定するのですが、今年は定植が遅くなったので暑い中での作業が多く、大変でした。近年の研究により、プラズマは植物の生成を促す事が分かってきています。本研究でもプラズマの照射時間、圧力の違いにより僅かながら測定結果に差が出ました。プラズマの農業への可能性を、研究を通して感じました。

 

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トピックス   2020/11/11