ニュースリリース

[電気工学科]田島 大輔 准教授 「活性炭作製方法」について特許権を取得

【特許番号】第6754161号  【登録日】令和2年8月25日
【発明の名称】活性炭作製方法

工学部電気工学科  田島大輔准教授が本学の卒業生である江口卓弥さんと共同で発明し、特許出願した「活性炭作製方法」が特許権を取得しました。この特許権は、この活性炭作製方法の技術を実用化し、「焼酎かす」から次世代の高性能電池を作る鹿児島県のベンチャー企業「株式会社Blue Force」が権利者となっています。

<本特許発明の要約>

本発明は、炭化及び賦活により活性炭を作製する活性炭作製方法に関するものです。

電気二重層キャパシタの電極材料等として活性炭が利用されています。活性炭は、原料を乾燥させ、一次処理として炭化処理を行った後、二次処理として賦活を行うことにより作成されます。従来、賦活は600℃~900℃の賦活温度(目標温度)まで一定速度で昇温した後、その温度で所定時間加熱することにより行われますが、本発明の活性炭作製方法は、所定の賦活温度で所定時間加熱を行う賦活工程を含む活性炭作製方法であって、賦活温度よりも低い一次温度まで第1昇温速度で加熱した後、賦活温度まで第1昇温速度よりも速い第2昇温速度で急速加熱することを特徴としています。

この方法によれば、一次温度、賦活温度、第1昇温速度および第2昇温速度を変化させることで、活性炭内部の細孔分布について細かく制御することができ、使用目的に応じて最適な細孔分布を有する活性炭を作製することが可能となります。
この活性炭作製方法は、電気二重層キャパシタ用電極材料、リチウムイオン電池用負極材料、脱臭用活性炭、圧縮ガス吸着剤、デシカント空調再生用吸着剤や音響部屋用壁材用の活性炭の作製方法として有用です。

 

焼酎かす活性炭の表面拡大図

 

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トピックス   2020/11/30