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トピックス 2021.11.10

[社会環境学科]PBL×篠栗町 篠栗町長へ鳴淵ダム周辺の管理運営改善及び活性化策を提案

社会環境学部社会環境学科では、学内の講義・演習では学習することが難しい、自然、社会活動の実践など地域に関わる事象を学生が主体的に学ぶことを目的とした科目「フィールドワーク」を開講しています。今年度はこの科目の前期の授業で、本学と連携協定を結んでいる篠栗町が抱えている課題である鳴淵ダム周辺の管理運営改善や有効活用をテーマとしたPBL(課題解決型学習)を進めてきました。
10月4日、篠栗町三浦町長をはじめ、都市整備課の職員2名と篠栗町観光協会の井上副会長に参加いただき課題解決策の発表会を開催いたしました。この発表会では、4月から課題解決に取り組んできた3年生35名から構成される8チームがそれぞれ考えてきた解決策をプレゼン。広大な敷地面積を有するなるふち平公園にキャンプ場やアスレチックを設置し利用料で収益を得る策や、ダムのライトアップを行い新たな観光名所として集客や篠栗町の知名度アップを図る策が提案されました。
1班 カヤック体験・サイクルボートの設置、ダムのライトアップ、ドライブインシアター、シャトルバス運行
2班 アスレチックの設置、サイクリングコース設置
3班 町営納骨堂の設置
4班 グランピング・キャンプ場建設、ビニールハウスによる栽培・販売
5班 キャンプ場・アスレチック設置、キッチンカー場所として利用、シャトルバス運行
6班 ペット同伴可キャンプ場、アスレチック設置、工作教室設置、ドッグラン設置、 シャトルバス運行、駐車場設置・有料化
7班 カフェ・遊具設置、案内看板、駅に広告設置、支援自動販売機の設置
8班 初心者向けキャンプ場、シャトルバス運行、お花畑、謎解きゲームイベント、紙飛行機大会、ジップライン設置、クラウドファンディング
各チームの鳴淵ダム周辺の活性化案

4チーム発表後は、三浦町長と井上副会長から講評を頂き、三浦町長からは「それぞれのチームが面白いアイデアをいっぱい出してくれたことに感謝。収益性も考慮した具体的な発表であった。ぜひ現実化していきたいと思うし、今後さらに町の実態を研究し意見交換を行い次の研究に繋げてもらえると嬉しい。」、井上副会長からは、「観光に携わるものとして、実行可能性をよく見させていただいた。学生とは1回きりではなく、継続し話を詰めていくことで1,2年の内に何か一つ実現できるような提案だと感じた。」とコメントがありました。
参加した学生は、「普通の授業とは違い、学外の方に発表して意見をもらうなど、大変貴重な経験ができて良かった」「土地の有効活用について、役場の方の話を聞き、現地調査を行いながら班員と協力して考える機会はなかなかないため、良い経験でした。」等と話していました。

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