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トピックス 2022.10.11

Society5.0を目指して。新宮町×福工大、学生たちが行政サービス創出の提言を行いました。

「SSX推進イノベーション事業」に本学学生11名が参加

本学と包括連携協定を締結している新宮町は今年度、ふるさと財団(地域総合整備財団)の補助事業に「SSX推進イノベーション事業」の名称で採択され、Society 5.0とDXの可能性を活用する地域の実現に向けたケーススタディに取り組んでいます。
本事業には、新宮町のイノベーションの取り組み全体をマネジメントする支援事業者としてNTT西日本(西日本電信電話株式会社)が参画するほか、Society 5.0とDXの可能性追求事業に福岡工業大学も参画し、地元大学や企業等と連携を図り進めていくものとなっています。

9月13日(火)、本事業の一環で「どんな世代でも働きやすく、住みやすい持続可能な地域を実現するためにどんなサービスを提供すればよいだろうか」というテーマのワークショップが開催され、本学の学生11名が参加し、新宮町職員22名、NTT西日本社員6名とチームを組んでデザインシンキングを実施しました。
各チームそれぞれ別の境遇の人物像を与えられ、その人物像に寄り添った行動分析、改善点整理、アイデア出し、必要とされる新規サービスのコンセプトを検討しポスター作成を行い、最後にプレゼンテーションを実施。各チームから、「VR と古民家を活用した地域交流コミュニティ」、「GPS 内蔵バッジ型カメラによる児童の防犯サービス」、「アプリとGPS 情報による最適な交通情報の提供とカーシェア」、「店舗サービスと連携するスケジュールアプリ」、「島民や高齢者のためのオンライン診療」、「高齢者向け見守り・コミュニティ型食堂」として住民目線のアイデアが出され、全てのチームで本学の学生が代表して発表を行いました。
新宮町の職員からは「学生が率先していろいろとアイデアを出して進めてくれ、とても優秀だった」や「大学生を交えて考えることで、職員の発想も柔らかくなり良かった」といった感想が聞かれました。参加した学生からは、「自身と他の人の意見を融合させ新しい発想を生み出すことを体験し、多くのことを学んだ」「自治体職員とワークショップをするというなかなかできない貴重な経験ができ、またとても楽しかった」といった感想が聞かれました。
今回出されたアイデアや内容は、本事業を通じたサービス創出のプロトタイプに生かされ、新宮町のより良い行政サービスにつながることに期待が寄せられます。

※デザインシンキングとは・・・ユーザー目線でアイデアの発散と収束を繰り返す、問題解決のための思考法

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