お知らせ
Global Challenge Program(GCP) 卒業生による1年生向けグローバル講話を実施
グローバル人材育成を主眼に置いたGlobal Challenge Program(GCP)では、2023年度入学の新入生41名(工学部12名、情報工学部24名、社会環境学部5名)がプログラムに加入し、多様な学習支援を受けて多面的な国際適応力の強化を目指した取組を積み重ねています。GCPでは毎月、学科横断の学生が集うピア・ラーニングを行っており、2023年7月18日(火)に実施したピア・ラーニングでは楽天グループ株式会社で楽天市場のプロダクトマネージャーを務める本学卒業生の双川皓紀氏(情報工学科卒/2020年3月)によるグローバル講話をオンラインで開催しました。本講話では双川氏より「グローバルな環境でキャリアを築くことを夢見る後輩への提言」として、本学に在学中の積極的な留学生との交流や海外留学等による英語学習の実体験を積み重ねてきたことが、英語が公用語である現職の環境で仕事をするための非常に有効な力となっていることが語られました。また、双川氏からは目的と手段を混同せず自らの目標を定める方法やその計画実行のための具体的な思考法、そして、社会人視点で痛感する英語力を有するメリットについて明言がなされ、当日のグローバル講話に出席をした33名(新入生28名・GCP1期生の2年生5名)は熱心にメモを取りながら先輩の言葉を拝聴していました。講話の最後には「Chance favors the prepared mind/幸運は用意された心のみに宿る」というLouis Pasteurの言葉を引用し、1年次から国際適応力の強化を目指して各自が願う学びを積極的に行う意義が述べられ、在学生は自信に満ちた本学卒業生からの語り掛けに多くの示唆と励ましを受ける機会となりました。
【講演者】双川 皓紀 氏
(情報工学科卒/2020年3月) 楽天グループ株式会社 楽天市場プロダクトマネージャー
2020年にIT系ベンチャー企業のベルフェイス株式会社に入社。2023年5月より楽天グループ株式会社にて、楽天市場のプロダクトマネージャーを担当。本学在学中は国際交流サークル(FIT-ICE)で学内外の活動に従事し、2017年にはシンガポール私費留学、2019年には協定校の韓国慶星大学校によるインターナショナルサマープログラムに参加した。
Global Challenge Program(GCP)
- GCPでは学科横断の学生が集う「協働学習のコミュニティー」によるピア・ラーニングやネイティブ職員による英語学習支援、また、グローバルに活躍するプロフェッショナルによる定期的なグローバル講話など、インスピレーションを受ける学び場を継続的に創出することで学生は目的意識を明確に捉えた主体的な学びを進めています。
- 毎年新入生を対象に募集を行い、1年次は全ての参加者が1年間に亘り本プログラムの特別支援を受けて国際適応力の基礎強化を行うことができます。
- 1年次の10月には10名程度選抜し、その後も4年間一貫の特別支援を展開し、学生自身が希望するキャリアプランを実現に導くことを目指します。選抜者は学内特別プログラムとハイブリッド留学(1年次オンライン留学・2年次海外研修)における全額経費補助を受けて体系的な実践力の強化を行うことができます。