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トピックス 2023.12.04

[高大連携の取組]附属城東高校 JET-ENGINEプログラム×生命環境化学科 エアロゾル回収実験 S-AREA 分析に協力しています

附属城東高校では、今年度から生徒の夢を応援し、最大100万円を支援するオーディション企画「JET- ENGINE プログラム」を始めました。
このプログラムの審査を通過した2年生2人による地球の成層圏における環境調査プロジェクト「S-AREA」が、マスコミにも取り上げられ大きく羽ばたいています。
これは成層圏に漂う数㎚~100μmのさまざまな微粒子(エアロゾル)を採取する自作の装置をバルーンで地上30kmまで飛ばし、バルーンを破裂させて装置を回収するというもの。地球と宇宙の境目である成層圏を漂うエアロゾルの高度ごとの濃度を分析して、地球温暖化への影響を調査する新しい研究です。また、装置には宇宙産ドライフルーツを作るために福岡県産の生のカットフルーツを封入し、成層圏の環境が食品に及ぼす影響も同時に調べています。
9月22日、23日に愛媛県にて開催された「えひめ南予気球甲子園」において、この装置をバルーンに乗せ、成層圏まで飛ばして無事回収することに成功した2人は、福岡工業大学 生命環境化学科 桑原研究室でドライフルーツの成分分析を、エレクトロニクス研究所においてエアロゾルの解析を行っています。高校生の夢の研究に、桑原教授と研究室の大学院生(城東高校OG)、総合研究機構の永淵研究員が協力しています。
この分析結果は、年度内には論文として発表される予定で、宇宙への興味が深い2人の研究成果に期待が高まります。

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