お知らせ
法政大学名誉教授 田中優子氏 講演会『江戸から見る未来』が開催されました
4月22日（月）本学FITホールにて、法政大学名誉教授 田中優子氏による新入生を対象とした講演会が開催されました。『江戸から見る未来』と題されたこの講演には、学生、教職員合わせて710名が参加しました。田中氏の専門である江戸文学、江戸文化、比較文化のご研究の中から、九州にゆかりのあるさまざまな偉人についても触れながら、江戸時代のコミュニティ（人のつながり）の大切さと、現代社会を豊かにするヒントについてお話しいただきました。江戸時代では、コミュニティの力で新たなアイディアを生み出すサスティナブルな循環型社会が築かれており、それは今日の高度情報化社会においても大変学びの多いものです。参加者は熱心に耳を傾けていました。
参加学生のアンケートからは、課題・問題の改善に取り組む共助の重要性、SDGsの原点とも言うべき循環型社会の成立、江戸時代の技術やモノづくりが今日にも活かされていることなど、現代も学ぶべき多くの点に気付いた様子が伺えました。
田中優子氏 プロフィール
日本の江戸文学・江戸文化・比較文化研究者、エッセイスト、法政大学社会学部学部長、同大学第19代総長を経て、同大学名誉教授に就任。専門は日本近世文化・アジア比較文化。 研究領域は、江戸時代の文学、美術、生活文化。『江戸の想像力』で芸術選奨文部大臣新人賞、『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞・サントリー学芸賞を受賞。その他多数の著書。2005年度紫綬褒章。日本私立大学連盟常務理事、大学基準協会理事、サントリー芸術財団理事、大学設置・学校法人審議会特別委員、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「東京 2020 有識者懇談会」委員、TBS「サンデーモーニング」のコメンテーターも務める。
日本の江戸文学・江戸文化・比較文化研究者、エッセイスト、法政大学社会学部学部長、同大学第19代総長を経て、同大学名誉教授に就任。専門は日本近世文化・アジア比較文化。 研究領域は、江戸時代の文学、美術、生活文化。『江戸の想像力』で芸術選奨文部大臣新人賞、『江戸百夢』で芸術選奨文部科学大臣賞・サントリー学芸賞を受賞。その他多数の著書。2005年度紫綬褒章。日本私立大学連盟常務理事、大学基準協会理事、サントリー芸術財団理事、大学設置・学校法人審議会特別委員、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会「東京 2020 有識者懇談会」委員、TBS「サンデーモーニング」のコメンテーターも務める。