工学研究科 博士後期課程 物質生産システム専攻 カリキュラムポリシー ディプロマポリシー
カリキュラムポリシー
物質生産システム工学専攻では、グローバルな価値観・倫理観、豊かな学識と高い研究能力を持ち、指導的立場から社会に貢献できる技術者・研究者の育成を目的としています。特に、電子物性工学、機能材料応用工学、エネルギーシステム工学、設計生産システム工学など多くの分野にわたる本専攻の特長を生かし、専攻全体の関連性を意識した多様性のあるカリキュラムを以下の方針に基づき編成しています。
- 物質生産システム工学分野において博士論文作成に必要な高度な知識や実験スキルの養成を行うため、「特別演習」を配置します。
- 物質生産システム工学分野の「特別研究」においては、指導教員による研究指導のもとで、研究計画の策定、研究関連論文の調査、指導教員との議論、国内外の学会等での発表、学術論文の発表等を行うことを通して、グローバル社会で活躍できる研究者・技術者の育成を行います。
- また、電子物性工学、機能材料応用工学、エネルギーシステム工学、設計生産システム工学の4つの専修の関連性を意識した研究指導を実施することで、専門知識・技能に裏付けられた幅広い見識をもつ研究者・技術者の育成を行います。
- 将来の自律した研究者・教育者の養成のために「共通科目」を配置します。
ディプロマポリシー
物質生産システム工学専攻は、電子物性工学、機能材料応用学、エネルギーシステム工学、設計生産システム工学など他分野にわたります。本専攻は、それぞれが専攻する分野を深く掘り下げるだけでなく、グローバルな価値観・倫理観を修め、技術者・研究者として指導的立場で社会に貢献できるよう育つことを求めます。
学位審査基準
次の基準を満たした人に博士(工学)の学位を授与します。
本専攻において学位を取得するには、学位論文の提出に加えて、以下の基準を満たすことが求められます。
課程博士の学位審査基準
- 本研究科博士後期課程に3年以上在籍し、所定の単位を修得し、所定の研究指導を受けていること。ただし、優れた研究業績をあげた者については、1年以上在籍すれば足りるものとする。
- 研究業績
1) 査読付学術論文が1編以上あること。その内1編は、第一著者とする。
2) 第一著者の査読付英語論文又は国際学会口頭発表が1編以上あること。ただし、口頭発表の場合には、本人が発表した証明書類を添付すること。
論文博士の学位授与審査基準
1) 大学学部卒業後8年以上,又は大学院修士課程修了後4年以上の研究歴(技術開発を含む。)を有する者。又は、これらと同等以上の資格があると本大学院が認めた者。
2) 査読付学術論文が4編以上(内2編以上は第一著者)あること。また、その内容が学位論文の主たる内容を含むものとする。
3) 第一著者の査読付英語論文又は国際学会口頭発表が1編以上あること。ただし、口頭発表の場合には、本人が発表した証明書類を添付すること。