FIT 福岡工業大学大学院

工学研究科 修士課程 生命環境化学専攻 カリキュラムポリシー ディプロマポリシー

カリキュラムポリシー

生命環境化学専攻では、化学関連の4つの分野である①環境・エネルギー、②物質化学、③バイオ、④食品、各分野の発展に貢献できる技術者・研究者を育成することを目的とし、生命環境化学の専修区分を4つの分野で構成します。①環境・エネルギーの分野では「環境科学」「環境化学」などを、②物質化学の分野では「環境物質科学」「機能物質化学」「固体物質工学」などを、③バイオの分野では「環境生物科学」「環境生物化学」「生物有機化学」「応用微生物学」「分子生物学」などを、④食品の分野では「食品化学」「食品栄養学」などを学修します。また、自然科学の基礎知識をさらに発展させるため、「応用物理学」「応用化学」「応用生物学」「化学物理学」「機器分析化学」を学修します。加えて、国際学会等における発表、並びに、英語論文作成を行なうことができる英語力を養成します。さらに、技術者倫理特論や特別研究を通して、科学技術を応用する場面における的確な価値判断のための倫理観を養成します。各指導教員の下、これらの知識・技能を応用し、各専門領域において自立的且つ主導的な研究を行う能力を身につけることを目標としています。

このような、講義、演習、特別研究からなるカリキュラムを準備し、以下の指針の下で教育研究を行います。

(1) 生命環境化学科のカリキュラムとの連続性に配慮し、高次の専門知識に基づく問題発見および創造的解決力を育成する。
(2) 先駆的技術を迅速かつ正確に理解するための英語文章読解能力と研究成果を国際的に公表していくための英語表現能力を向上させる。
(3) 学術成果の社会還元を目的として、学術雑誌掲載を目標とした論文作成能力を育成する。
(4) 共同研究あるいは共同開発のグループワークを円滑にするコミュニケーション能力を向上させる。

ディプロマポリシー

生命環境化学専攻の修了生には、化学関連の4つの分野である①環境・エネルギー、②物質化学、③バイオ、④食品、各分野の発展に貢献できる技術者・研究者としての活躍が期待されます。そのため、本専攻は、習得した知識と技術による問題発見および創造的解決能力と、得られた学術的成果を社会に還元するための豊かな表現力を有する人材の育成を目標とし、以下の学習成果を習得していることを求めます。

(1) 自然科学、特に化学の分野における幅広い知識と技術を身につけている。
(2) 研究を進める中で、的確に問題を抽出できる能力、問題解決のために必要な手段を計画できる能力、計画通りに研究を遂行できる能力を身につけている
(3) 実社会の具体的な課題や問題に対して、上記の知識や能力を的確に活用・応用できる能力を身につけている
(4) 積極的に課題解決に取り組み、柔軟な発想、思考に基づき、研究成果を総合的にまとめ、分かりやすく伝える能力を身につけている
(5) 科学技術を応用する場面において的確な価値判断ができる正しい倫理観を身につけている

学位審査基準
 次の基準を満たした人に修士(工学)の学位を授与します。

  1. 大学院に2年以上在籍し、所定の単位を修得し、所定の研究指導を受けていること。ただし、優れた研究業績をあげた者については、1年以上在籍すれば足りるものとする。
  2. 研究指導を受けた上、研究成果をいずれかの手段で公表※し、修士論文審査および最終試験に合格すること。

なお、修士論文合格の判定基準は以下の通り。


(1) 学会誌、専門誌等に学術論文を公表する。この場合、学位論文提出時に投稿中は可とする。
(2) 学会で本人が登壇して口頭発表する。この場合、学位論文提出時に投稿中は可とする。
(3) 学内紀要(福岡工業大学論集、エレクトロニクス研究所所報、情報科学研究所所報、環境化学研究所所報)に公刊する。この場合、学位論文提出時に投稿中は可とする。

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